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【色彩学】RGBとCMYKの違いって?/失敗しない色変換

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オーデザインチャンネルズの川口です^ ^
では、いよいよRGBからCMYKへの色変換の手順をご紹介していきましょう。今回は、撮影した写真(RGB)をCMYKの入稿用のデータにするまでの手順をご紹介します。引き続き、Adobe Photoshopで解説します。

●過去2回のブログはこちら
第1回 RGBとCMYKの基礎知識
第2回 カラープロファイルを知ろう


◆撮影した写真を印刷用のデータにするまでの手順

1)撮影した写真をPhotoshopで開く

開いたら、情報パネルから、画像の「埋め込みプロファイル」を確認します。この写真はiPhoneで撮影した写真なのですが、「sRGB IEC61966-2.1」のプロファイルが埋め込まれています。

晴れた日の峰山球場
「情報パネル」から確認できます

2)「psd」形式で別名保存する

画像の編集をするときは、必ず「psd」形式で保存します。この拡張子で保存すると、レイヤーやパス等の情報もすべて保存することができます。
「ファイル」メニュー→「別名で保存」を選択し、ウインドウを表示します。オプションの「カラープロファイルの埋め込み」にチェックを入れ、プロファイルを埋め込こんでから「保存」します。

3)画像解像度を確認する

印刷に出す場合、写真の解像度は原寸で「350dpi」にしておくのがベストです。「イメージ」メニュー→「画像解像度」を選択し、「画像解像度」ウインドウを表示します。

現状の解像度は「72dpi」になっています。今回は、画像の解像度のみ変更します。「再サンプル」のチェックを外し、鎖が繋がっている状態にします。

解像度「72dpi」を「350dpi」に変更します。

(解像度については、また改めてご紹介したいです)

4)色補整をする前に、カラーモードを変換する

では、いよいよ色補整をやっていきましょう。このままでも十分綺麗な画像ですが、少し明るくしてみましょう。
まずは、「sRGB」から「Adobe RGB」に変換します。(sRGBよりAdobe RGBの方が色の再現範囲が広いので)
カラーモードの変換は、必ず補整前に行います。「編集」メニュー→「プロファイル変換」を選択し、「プロファイル変換」ウインドウを表示します。

プロファイルの項目を変更します。

sRGBから

Adobe RGBに

「OK」をクリックしたら完了です。これで、プロファイルが変更できました。

5)画像を補整する

では、画像を補整しましょう。今回は、「調整レイヤー」を使って画像を「明るく」そして「鮮やかに」しました。

明るく鮮やかに補整しました

補整が完了したら、しっかり画像を保存しておきます。

6)RGB→CMYKに変換する

補整と保存が完了したら、CMYKモードに変換します。
「イメージ」メニュー→「モード」→「CMYKカラー」を選択します。
※CMYKのプロファイルは、事前に「Japan Color 2001 Coated」に設定しておきましょう。

(左)Adobe RGB (右)CMYK

少しくすみましたが、綺麗に変換することができました。

7)変換が完了したら、別名保存する

CMYKになったら、別名保存をします。
「ファイル」メニュー→「別名で保存」を選択し、ウインドウを表示します。今度はCMYKなので、オプションの「カラープロファイルの埋め込み」のチェックは外して保存します。


(注意)
必ず変換前のRGBデータは残しておきましょう。一旦CMYKに変換した画像は、再びRGBモードに変換しても、もとの色味に戻るわけではありません。くすんでしまった画像は、もう元には戻らないのです。

これで変換作業は完了です!

◆変換で失敗しない(変換の色差を少なくする)ためには、CMYKでは再現できない色は使わない

最後に、補整の注意点です。Adobe RGBで色補整をする際、CMYKで再現できない色味を使った無理な補整は行わないようにします。特に、青緑系の色はその差が顕著に現れます。モニタ上は鮮やかに見えても、印刷では再現できません。そのバランスを見ながら、補整をすすめていきましょう。

Adobe RGBだと鮮やかな色味も表現可能

▼変換

CMYKだと再現範囲が狭いのでくすんでしまう


3回にわたって紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。少し難しい内容だったかもしれませんが、画像の基礎の基礎です! ^ ^ 何回かやっていけば「なーるほど」ってなりますので、やってみましょう!
では。

◆色彩学のその他の記事はこちら

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