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【色彩学】純色・清色・中間色って?

2021.05.14

オーデザインチャンネルズの川口です^ ^
みなさんは、純色・清色・中間色という言葉を聞いたことがありますか? 色の分類の基礎なのですが、この基礎が色の配色イメージを表現する上でとてもためになるなと感じてまして、今回は、紹介したいと思います!

1.有彩色と無彩色

色はまず、大きく「有彩色」と「無彩色」に分けられます。有彩色は、色あいを感じられる色、無彩色は、色あいを感じられない色、のことです。

2.純色・清色・中間色とは?

有彩色の中で、最も鮮やかな色を「純色」といいます。ビビッドトーンで、なんの混じりっ気もないカラーですね。

純色に白だけを混ぜ合わせた色を「明清色」、純色に黒だけを混ぜ合わせた色を「暗清色」といいます。清色というだけあって、どちらの色も濁りはありません。(黒を混ぜた場合も、暗い色にはなりますが、濁るわけではありません)明清色と暗清色をまとめて清色と呼びます。

純色に白と黒の両方(灰色)を混ぜ合わせた色を「中間色」といいます。濁ったイメージになるので、「濁色」とも呼ばれます。濁色と聞くとあまりいいイメージがしませんが、グレー味を感じる色なので、エレガントで大人っぽいイメージを演出することができます。(私は濁色が特に好きです)

3.使い分けて色の配色イメージを演出

最後に、実際のデザインで使い分けるとどうなるかをやってみました。
かわいいロールくんのイラストを、純色、明清色、暗清色、中間色で塗り分けてみます。(色の境界線をはっきりさせるため、白色(無彩色)も使用しています)
デザインでは、このように、伝えたい目的に合わせて配色を考えていくのです。

ではまた^ ^

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この記事を書いた人

川口 優子

川口です。どうも。デザインが好きです。最近はアニメーション制作に興味があります。インドアです。

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