Design

配色に迷ったら…調和する3色の選び方

2026.03.24

こんにちは。オーデザインチャンネルズの川口です ^ ^
みなさんは、チラシやバナーを作るとき、配色に悩まれることはありませんか? 「なぜか毎回同じ色(好きな色)を選んでしまう…」「どの色を組み合わせていいか分からない…」など、色選びに迷う方は多い気がします。

実は、デザインに使用する色は、「3色あれば十分」といわれます(あれこれも目立たせようと意味なく色を多用してしまうと、逆効果。目的がブレ、かえって伝わりにくいデザインになってしまいます)。
今回は、デザインで使用する3色の選び方のポイントをご紹介します。ご参考にしてくださいね ^ ^

前提条件)デザインの目的は明確に

色を選ぶ前に、制作の目的(ゴール)を明確にしておきましょう。でなけれは、色を選ぶ判断基準が成り立ちません。どの配色を採用するかは、目的によって変わってきます。

ステップ1)メインカラーを選ぶ

では早速、色を選んでいきましょう^ ^
まずは、メインカラーを選びます。
あまり難しく考えず、何を選んだらいいか分からない方は、「赤、黄赤、黄、黄緑、緑、青緑、青、青紫、紫、赤紫、白、灰色、黒(JISの基本色名)」の中から選んでみましょう(※白は除く)。

※注意点として、「好きな色」を選ぶのはNGです。前提条件でもお伝えしたとおり、デザインには必ず目的があります。情熱的なイメージを作りたいなら「赤」、信頼感をアピールしたいなら「青」という具合に、「色の連想(色から感じられるイメージ)」を考えながら、目的に合ったカラーを選びましょう。

ステップ2)配色する

次に、メインカラーに合わせる2色を考えます。2色以上の色を組み合わせることを「配色」といいます。ここでは、2色の選び方を、3つの視点でご紹介します。

視点①:類似色の配色▶統一感や落ち着きのある印象を演出

類似色とは、色相環(色相を丸く配置したもの)で隣接または隣接に近い位置どうしの配色のことです。下図で考えると、選んだ色(黒の三角)と隣り合う2色から、プラス0.5の位置までくらいを想定してもらえたらと思います。
この配色の特長は、色みに共通性があるので、統一感を出しつつも、「隣接」という色の違いから、少し変化をつけられるという点です。

さらに、類似色を異なるトーン(明度・彩度)で組み合わせると、メリハリが出せ、洗練さをプラスできます。

▼参考)類似色の作例(Adobe Colorを使用)

▼参考)チラシの配色例

メインカラー(青)に対し類似色で構成

視点②:トライアド配色▶バランスよく変化のある印象を演出

トライアド配色とは、色相環を3等分し、正三角形になるように選んだ3色での配色ことです。規則的に分割しているため、バランスを保ちながら、対照性の配色(変化のある配色)を演出できます。

▼参考)トライアド配色の作例(Adobe Colorを使用)

▼参考)チラシの配色例

メインカラー(青)に対しトライアド配色で構成

視点③:スプリットコンプリメンタリー配色▶メリハリをつけながらも調和を演出

スプリットコンプリメンタリー配色(分割補色)とは、補色(色相環の反対側の色)関係にある片方の色相の両隣の色相を用いた3色での配色ことです。補色の両隣の2色を使うので、メリハリをつけながらも、調和を演出できます。

▼参考)スプリットコンプリメンタリー配色の作例(Adobe Colorを使用)

▼参考)チラシの配色例

メインカラー(青)に対しスプリットコンプリメンタリー配色で構成

まとめ)配色はコントロールできる

デザインには目的があり、デザインとは、その目的を達成するための手段です。配色も、ただなんとなく組み合わせるのではなく、「どう見られたいから、この配色にする」という明確な意志が必要です(逆にいうと、その手法さえ知っていれば、色が選びやすい、ということです)。

されど3色。この色選びで、紙面の印象はガラリと変わります。調和する配色を学びながら、目的にあった色選びのセンスを磨いていきましょう。

では、また ^ ^

▼参考(Adobe Color)
https://color.adobe.com/ja

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この記事を書いた人

川口 優子

川口です。デザインが好きです。今年はいろいろチャレンジしたいと思っています。絵も描きたい。

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