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フォント(書体)の種類を知ろう

2024.06.25

みなさんは、企画書、会議やプレゼンの資料づくり、SNSの発信など、フォント(書体)はどのように選んでいますか?いろいろ選べるとすご〜く悩んでしまいませんか?今日はフォントの種類をみてみましょう。

筆文字の要素を残し伝統的な印象、明朝体

日本語書体の代表格、明朝体は中国の明の時代に完成した書体に日本の「かな文字」が加えられた書体です。特徴は横線が細くて縦線が太い。「うろこ」や「はね」「はらい」などの毛筆の要素が様式化して組み合わされて作られています。細いものは「繊細」「上品」な印象も。太さによって印象に違いはあるものの、全体的に落ち着いた真面目な印象です。「読みやすい」定番書体ということで、新聞、書籍など印刷物の本文書体に使われることが多いです。

線の太さが均一、シンプルなゴシック体

明朝体に続いて日本語書体のベーシック、ゴシック体。書体によっては起筆にかざりのあるタイプもありますが、「はね」や「うろこ」はなく、線の太さが全体的に均一なのが特徴です。太いものは強調する時や見出しに使われたり、遠くからでも見える看板やポスターに向いています。パソコンやスマホは、小さい文字が横線が細い明朝体だとつぶれて読みにくいので、ゴシック体が使われています。細いものは見た目スッキリ、シュッとしてスタイリッシュです。

角が丸くなって、かわいくなった丸ゴシック体

ゴシック体の角を丸くするだけで、やわらかな印象の丸ゴシック体。かわいい、楽しげな印象を出したい時や、こども向けのものに向いています。角が取れるだけでずいぶん変わるものです。

毛筆系〜手書き系、表情豊かな筆書体

そして、筆書体。毛筆系は筆の勢いが格式高い印象を出しています。変わって、ペン系の書体はくせ字っぽいものが多く親しみやすい印象です。

個性際立つデザイン書体

デザイン書体は、もうほんとに自由で楽しい書体がいっぱいです。各書体、それぞれが濃い印象を持っているので、使用の難易度は高めですが、恐れず使っていきたいものです。本屋さんで見つけると、「使われてる、使われてる♪」と、なんだかうれしいです。

おわりに

基本の書体(フォント)だけでも、印象はずいぶん違いますね。デザインもフォント選びで変わります。決め手は“どんな印象を持ってもらいたいか?”です。

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