ブランドの“見た目”はどう生まれる。デザインのプロセスとは?
こんにちは。
オーデザインチャンネルズのオギノです。
前回のブログでは、ブランドにおけるビジュアルの役割についてお話ししました。
ロゴやカラー、デザインといった「見た目」は、ブランドの第一印象をつくり、想いや価値観を視覚的に伝える大切な要素です。
では、そのビジュアルはどのように形になっていくのでしょうか。
今回は、私たちが実際に行っている制作プロセスについてご紹介したいと思います。

まずは「話を聴く」ことから
デザインの仕事というと、「アイデアを出すこと」や「形を作ること」に目が向きがちですが、実際にはその前の段階がとても重要です。
私たちが最初に行うのは、じっくり話を聴くこと。
- どんな想いで事業を始めたのか
- どんなお客様に届けたいのか
- これからどんな未来を描いているのか
そうした背景を丁寧に聞いていくことで、そのブランドが大切にしている価値や個性が見えてきます。
言い換えると、ブランドの「らしさ」を見つける時間です。
見えてきた「らしさ」を整理する
ヒアリングを通して見えてきた想いや価値観を、次に整理していきます。
- ブランドの方向性
- 伝えたいメッセージ
- 大切にしたい世界観
こうした要素を言葉としてまとめ、ブランドの軸を確認します。
この段階をしっかり行うことで、デザインの方向性がぶれにくくなります。
見た目だけのデザインではなく、ブランドの中身とつながったビジュアルが生まれるからです。
ビジュアルとして形にする
方向性が整理できたら、いよいよビジュアルを形にしていきます。
ロゴの形やバランス、カラーの選定、書体の雰囲気、写真やイラストのトーンなど、ブランドの世界観に合う表現を探りながらデザインを組み立てていきます。
ここで大切なのは、「きれいなデザインを作ること」だけではありません。
ブランドの想いや個性が、きちんと伝わること。
それがビジュアルデザインの本来の役割だと考えています。
ブランドはデザインだけでは完成しない
ロゴやデザインが完成すると、ブランドづくりが終わったように感じることがあります。
しかし、実際にはここがスタートです。
ホームページ、パンフレット、SNS、看板、パッケージなど、さまざまな場面でブランドのビジュアルを展開していくことで、少しずつ「らしさ」が伝わり、信頼が育っていきます。
ブランドとは、作るものというより、育てていくものなのかもしれません。
まとめ
ブランドのビジュアルは、突然ひらめきで生まれるものではありません。
- 想いを聞き
- 価値を整理し
- 方向性を定め
- 形として表現する
そんなプロセスを通して、少しずつ形になっていきます。
そして、そのビジュアルがブランドの顔となり、ストーリーや想いを伝える役割を担っていきます。
次回は、「ブランドづくりは何から始めればいいの?」というテーマで、実際の進め方の第一歩についてお話しします。